幸せをよぶ一本だけ長いムダ毛(宝毛)の正体
幸せをよぶ一本だけ長いムダ毛(宝毛)の正体
「身体のある部分に、1本だけ長い毛が生えているんだけど…何コレ?抜いていいの?」と思ったことはありませんか?一本だけひょろんと長く生えている毛ってどうしても気になりますよね。この毛って抜いてもいいものか、ちょっと気になりますね。
結論からいうと、抜いてもなんら問題はありません。
そのムダ毛(一本毛)は人によって一本毛が生える箇所は違く、肩や腕、ふともも、目尻、ほっぺ、ほくろや眉毛・足・頬・顔・背中・足首などあらゆる部位から生えます。
抜いてもなんら身体に影響がない毛なのですが・・実はその毛の正体はムダ毛じゃなくて「幸せをよぶ毛」なんですよ。
そのムダ毛の正体は「宝毛(たからけ、たからげ)」と呼ばれています。(ホクロから生えていると「ほくろ毛」と呼ばれこちらは黒くて太い毛です。宝毛は細くて長くて色は透明か白色です)
「宝毛」って?
宝毛の特徴は周囲のムダ毛と比べ、とにかく1本だけ長く5~10cmほどまで伸びることもあり白髪とは若干異なる性質をもっています。この宝毛は親から子へ遺伝子レベルで伝えられ、親と子で同じ位置に生えることから遺伝形質のひとつだと考えられています。
どうして幸せを呼ぶ毛?
ほくろ毛には、金運がつくという民間伝承があり、同様に宝毛にも福をもたらしたり幸運を呼んだりするといわれています。
また白く長い毛のことを仏教では白毫(びゃくごう)といい、仏様の眉間のやや上に生えているとされる毛のことですが、宝毛の「白い」「一本だけ突出して長い」などの特徴が、仏様の毛と共通することが由来という説もあります。
このようなことから幸運の象徴のように考えられているため、「願いが叶う」「幸福になる」「縁起がいい」とされ、抜く・切る等をせずに大切に伸ばすべきだとも言われています。
信じない人にはただのありがた迷惑な話ですが、信じる人にとってはとても縁起がいい毛なので大事に育ててあげましょう。